「わたしを離さないで」おすすめガイド☆切ないまでの”やるせなさ”が生きる意味を問いかけてくれる

　切なくて、やりきれない思いNo1作品
　
　そのやりきれなさが
　私たちに、今、あるもの、
　生きる意味を教えてくれる

作品情報
ストーリー ( あらすじ )
心に効くポイント ( 感想、考察 )
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イギリス映画
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作品情報

タイトル	わたしを離さないで
おすすめ度	4.5
種別/ジャンル	日本ドラマ/　ヒューマンドラマ, サスペンス,
放送局	TBSテレビ系　/　金曜ドラマ枠
スタッフ	原作 : カズオ・イシグロ脚本 : 森下佳子演出 : 吉田健, 山本剛義, 平川雄一朗,
出演	綾瀬はるか, 三浦春馬, 水川あさみ,
放送時期	2016年1月期
タグ	わ行, わ, 命, 世界観, 考えさせられる,切ない, やるせない,生きる,
関連作品	イギリス映画(2010)

ストーリー ( あらすじ )

世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた恭子、友彦、美和。
子どもらしい生活、子どもらしい教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある使命を与えられた「特別な子供」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。
彼らに課された使命とは？学苑に隠された秘密とは？
公式HP

心に効くポイント ( 感想、考察 )

これほどまでに「やりきれない」「やるせない」思いを感じたことはない衝撃作。

彼らと私たちは何が違い、あなたは、どこにやるせなさを感じるだろうか。
彼らに、何があれば、幸せだろうか。
それをあなたは、持っているだろうか。

この作品は、私たちに、今あるもの、
そして、あなたが求める”幸せ”、”生きる意味”を教えてくれるだろう。
　

ここからは、ネタバレを含みますのでOKの方だけ開いてくださいね(^_−)−☆

彼らの使命とは、「体・臓器提供」。
そのために作られた命なのだ。

そのために育てられ、そのための教育(洗脳)がなされ、
それを信じる。

大人になって臓器提供が始まると、4回と持たず、皆、終了(死)してしまう。
それまでの命。

偽善的にいえば、

使命を持って生まれ、
誰のか役に立つ。必要とされる。

私たちが、つい求め、憧れがちなことだ。
けれど、この場合は、幸せだろうか。。。

あるいは、
「家畜」と変わらないのだろうか。。

それまでの時間は、自分の人生だろうか。
それまでの時間を、どう生きるだろうか。
その中に、幸せは見出せるだろうか。

愛することでさえ、提供を待つまでこと。
考えてみれば、皆、死ぬ。。。だから、同じだろうか。

体・臓器提供されて、助かる命と、提供して死ぬ命。
命の重みに違いはあるのだろうか。

そのために作られた命といえど、
それぞれの考えを持ち、ひとつの人格を持ち、心と感情を持つというのに・・・

たくさん、たくさん、考えさせられます。

誰もそれを望んで生まれていない。
知らされるまでは、知らずに幸せに生きる。

そう、どう命が芽生え、生まれたかは、幸せに関係ないですね。

先が決められていること。
自己犠牲を強いられること。
これほど辛いことはないですね。

でも、誰も強いていないのに
強いられていると思って辛い人生を送っている人がいます。

もし、あなたが今、しんどい毎日を過ごしているなら
その可能性がありますよ。

また、嘘をついてまで、
人を思い通りにコントロールしようとする美和のような人に
支配されませぬように(^_−)−☆

そして、どうして、執拗なまでに
恭子に特にそうしてきたか、素直に8話で語られますよ。